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【イギリス留学】ビザ申請に必要なCASについて詳しく!

イギリスの街並み

今回は、イギリスのビザ申請に不可欠なCASについて説明します。

そもそもCASって何なのか、どうしたらCASが発行されるのか、初心者の方でも分かるように、

分かりやすく解説します。

これからビザ申請を予定している方も、そうでない方も、イギリス留学をする上で、CASはとても重要になるため、

ぜひ本記事をご一読ください。

目次

イギリス留学に必要なCASってなに?

CASとはConfirmation of Acceptance for Studiesの略で、入学許可が下りたあと、留学先の大学から発行される書類です。これがないと学生ビザの申請ができません。

一般的にCASレターと呼ばれますが、レターと言っても、大学によってはメールで必要な情報がただ羅列されて送られてくる場合もあります。

要するに、必要な情報さえ含まれていれば、様式は何でも良いということです。

以下は一般的にCASレターに含まれている情報です。

  • ビザの種類
  • CASの詳細(留学先大学名やスポンサーライセンス番号)
  • 学生の詳細(国籍や誕生日、パスポートナンバー)
  • コースの詳細(コースの名称・レベル・英語力の証明)
  • すでに支払ったお金(学費、寮費、奨学金の有無等)

特にスポンサーライセンス番号(CAS number)は、ビザ申請のオンラインフォームに入力する必要があるのでとても重要です。

イギリス留学に必要なCASはどの大学でも発行してもらえるの?

CASは、イギリス内務省(Home Office)から認可を受けた教育機関から発行されます。

したがって、ライセンスを持たない機関からCASを取得することはできません。

ただし、ライセンスを持つ学校であっても、経営に問題がある場合、イギリス政府からCASの発行を止められたり、ライセンスが剥奪されることがあります。

Home Officeのウェブサイトで、Sponsor Licenceを持つ学校のリストを確認できます。

ただし、リストは変更されることがあるため、申請を行う前に最新情報を確認してください。

イギリス留学に必要なCASの申し込み方法

申し込み方法は大学によってさまざまです。

出願後、待っていればCASが発行されるケースもあれば、CASの申請書やオンラインフォームを提出した上でCASが発行される場合もあります。

通常、大学であればCASの発行やビザのサポートを行っている部署、もしくは入学許可を出すAdmission Officeへ、詳細はそこに問い合わせてみてください。

また、その際に再度パスポートのスキャンコピーやIELTSスコアの提出を求められることがあります。

これらは出願時に提出していることがほとんどですが、求められた場合にはすぐ提出できるよう、準備をしておきましょう。

CASの発行時期

CASの発行時期は大学によってさまざまです。

CASはコース開始の3か月前から発行可能なようですが、私の経験上、多くの大学ではコース開始の2か月前くらいに発行される印象です。

遅いときには1か月前になっても発行されない、ということもあります。

イギリスビザの申請~取得までは一般的に3週間程度を要するので、授業開始1か月前になってもCASが出ていない場合は、急いで大学の関係部署に連絡しましょう。

イギリス留学に必要なCASが届いたら

CASの内容を確認する

CASが到着したら、ますます内容を確認することが非常に重要です。

CASの内容が誤っている場合、ビザ審査に影響し、最悪の場合、ビザが承認されない可能性があります。

このような重要な書類であるため、誤りはないだろうと考えていても、確認しないと後で問題が発生することがあります。

CASには誤りが多いことがあります。個人情報はもちろん、パスポート番号やIELTSの取得日など、細かい詳細も確認し、誤りがないことを確認してください。

そして、修正が必要な場合は、すぐに担当部署に連絡しましょう。

CASは通常メールで送られてくることが多いので、そのメールに返信する形で連絡することができます。

ビザ申請をする

CASが届いたら、ビザ申請が可能な状態になります。

内容に間違いがないことを確認したら、すぐビザ申請手続きにとりかかりましょう。

ビザ申請の手続きについては、こちらの記事をご参照ください。

イギリス留学に必要なCASをなるべく早く発行するには

書類を不備なく早めに提出する

CASをなるべく早く発行してもらうためには、やはり手続きを早く済ます、ということに限ると思います。

必要書類の提出など、期限に関わず、早めに出しておいて損はないので、早め早めに提出しましょう。

あとは不備の無い状態で提出することが大切です。不備があると、再提出を求められたり、余分にやり取りが発生し、CASの発行が遅れる可能性があるからです。

授業料の一部を支払う

大学によっては授業料の一部を支払わないとCASを発行してくれません。

大学から届くメールにそのような記載はないか、確認するようにしておきましょう。

うっかり見落としていて、CASが発行されるのをただ待っていて、一向に発行されない、ということの無いよう気をつけてください。

最後に

CASはビザ申請に不可欠な書類ですが、申し込み方法や発行時期は大学によって様々です。

職員が休暇になっていたり、人手が足りていない時には、CASの発行が遅れたり、連絡がつかないこともあるかもしれません。

そんなときはめげずに連絡をし続け、電話をかけるのも手段の一つです。

皆さんが無事に渡航できることを祈っています。

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この記事を書いた人

留学コーディネーターとして働く会社員が、自身や学生のリアルな留学体験談や、留学に役立つ情報を発信しています。

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